2008年10月08日 20:02
5日のマレーシアとの初戦では途中出場から1点を決めていた宮吉は今日、スターティングイレブンに名を連ね、即座にその実力を発揮し、決定力の高さを見せ付けた。
このストライカーは宇佐美貴史からのすばらしいパスを受けてUAEのGKエーサ・アッバスの届かないファーサイドの隅に蹴りこんで日本が早い時間帯にリードを奪った。
さらにその4分後、宇佐美がUAEペナルティエリア内に左サイドから切れ込み、シュートを放ったが、アッバスがこのパワフルなシュートをセーブ。
しかし16分、ヘディングでのパスがUAEペナルティエリア内に走りこんだ宮吉につながり、この京都サンガU-18のプレーヤーが低い弾道のシュートをアッバスの守るゴールに突き刺して2-0とした。
さらにプレッシャーをかけ続ける日本、26分には宇佐美が放ったシュートはGK正面。その5分後の廣木雄磨のボレーシュートもゴールバーを越え、追加点にはつながらず。
ハーフタイムが近づく中、高野光司のシュートで日本が3点目を決めたかと思われたが、アッバスがなんとか守り、UAEがハーフタイムを2失点で迎えた。
後半開始直後、UAEもチャンスを迎えた。アブドゥッラ・モハッマドがゴール近くにボールを持ち込み、前に出てきた日本GK松澤香輝の頭上を狙ったが、蹴り損ねてボールはGK正面。
57分、宮吉が日本の3点目とともに自身のハットトリックも達成。
宇佐美の右からの強烈なシュートをアッバスがはじいたが、このこぼれ球を宮吉が拾ってUAEゴールに流し込んだ。